小山田壮平 弾き語りツアー2018

仕事終わりに足早に中野サンプラザホールへ向かう。

小山田壮平の単独ライブは初めてだ。

へらへら笑いながらふらふらと歩いて出てくる彼から感じる柔らかさとは逆に、私は何を歌いだすのか、今日の彼の声を聞いて何を感じるだろうかと少し緊張していた。

この笑顔が大好きだ。

相変わらず、のびのびと力強く、時に柔らかく優しく歌う。

まったく、歌がうますぎる。

ピアノ伴奏の曲が繊細な歌詞と重なってとてもよかった。

ギターを置いて、手ぶらで歌う姿がとても大好きだと思った。

「706号室」という曲を初めて聞いた。とても好きな曲だった。

私の好きな「あの日の約束通りに」も歌ってくれた。

どうやら私は、彼が彼女がやってくるのを待っている歌が好きみたい。

「コーラとあの子の思い出」が歌になっていた。

どんな気持ちで曲にしたのだろう。想像できない。

彼の夢の中で聞かせてたらいいなと思う。彼女に届いたらいいと思う。

素直でまっすぐなとてもいい詩だ。また聞きたい。

CDを買って帰る。

今の小山田壮平がぎゅっとつまっているのだろうか。

「Do you Love Shiva?」うん。良い曲。

来年はインドに行ってみよう。